縮毛矯正の常識が変わる
こんにちは。
縮毛矯正のイメージって割と昔から決まっていて
1,真っ直ぐピンピンになる
2,不自然な髪になる
3,髪が固くなる
4,すごく傷む
5,伸びた時に境目が気になる
6,パーマがかけられなくなる
7,コテ巻きがとれる
こんなところでしょうか。
なぜ縮毛矯正は真っ直ぐピンピンになって不自然になるのか?
もともと本来の縮毛矯正はクセを伸ばす事だけが目的でした。クセがしっかり伸びて真っ直ぐになればそれで良かったんですね。
あわせてピンピンに真っ直ぐを良しとした時代があったことも理由の1つと言えます。
nineのGストレートは少し違います。クセを真っ直ぐに伸ばすというよりは出来るだけ自然なストレートヘアにし、髪を綺麗に見せる事が最大の目的です。
なので元来の縮毛矯正とnineのGストレートは目的が違うと言えます。
なぜ縮毛矯正は髪が固くなりすごく傷むのか?
髪の毛はタンパク質で出来ています。たとえば生卵もタンパク質ですが縮毛矯正を行う事は生卵に火を通していくようなイメージになります。
生卵に火を通すとゆで卵になりますが、もちろん生卵のときよりは少し固くなります。さらに火を通すと目玉焼きになります。ゆで卵よりもまた少し固くなります。
さらに火を通し続けると焦げてカチカチになってしまいます。
焦げてカチカチになった卵は壊れやすくダメージを受けやすいという事になります。
従来の縮毛矯正は髪の表面のキューティクルを薬剤で反応させ内部に薬液を浸透させます。そして高い温度でアイロンをしていきますので髪がタンパク変性(卵に火が通る)
していく訳です。nineのGストレートはキューティクルには薬剤の反応はさせません。そしてあるアイロン方法でクセを伸ばしていきますのでタンパク変性をわずかにしか起こさず
サラサラのストレートヘアを目指します。タンパク変性を起こさないという事は髪は固くならないので手触りの良いナチュラルなストレートヘアになるということです。
なぜ縮毛矯正は伸びた時に気になるしパーマもあてられずコテ巻きもとれてしまうのか?
それは先程説明したタンパク変性が大きく関わっています。
タンパク変性を完全にした髪は卵で言う焦げた目玉焼きのような物です。当然形を変えようとすれば壊れてしまいますしカチカチの状態ですのでタンパク変性していない髪の毛と並べば
明らかに不自然になります。ましてそこにパーマをかけるという事は焦げた目玉焼きにさらに火を通すような物です。
ちなみにタンパク変性は日々の自宅でのシャンプーでもおこります。自宅での毎日使うシャンプーも髪を傷めない為にはチョイスする必要があるんです。
ではなぜnineのGストレートならばパーマがかけられるしコテ巻きも普通に巻く事ができるのか。これもタンパク変性をわずかにしか起こしていないからという事です。
クセがあまり無くても役に立つGストレート
ストレートパーマって基本的にくせ毛の人がやるものってイメージが強いですが、nineのGストレートの考え方は少し違います。
どんなヘアスタイルでもファッションでもやはり髪は綺麗な方がキマります。
クセが無くても広がりや髪の量、質感などで髪が綺麗に見えにくい時にはGストレートをする事で髪をツヤツヤにメイクする事が出来ます。
そういったストレートパーマの使い方もぜひ参考にして頂ければと思います。
保田 将徳 MASANORI YASUDA
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