ブリーチは傷む・・・そう思っていませんか?
お客様もそうですしインターネットなどでもブリーチが傷むっていうイメージが強いように思います。
たしかに通常のヘアカラーと比べるとアルカリ度も高いですし脱色力は比べ物になりません。
が、
実際はそうではないのです。
結局はどのくらいの明るさにするのか
髪のヘアカラーにおけるダメージは髪を何レベル(明るさ)にするのか?で決まってきます。
もちろんアルカリ性の薬剤が塗布された状態で髪を無理やりクシを通したり無理に引っ張ったりするなどの行為は別として
単純に薬剤ダメージのみのお話です。
ヘアカラーにはもともとトリートメント剤が入っていますので、染めた2,3日は少し手触りが良かったりします。
ブリーチにはトリートメントは配合されていませんので、そういった効果がないため傷んだような気になると思います。
カラーやパーマはアルカリ性の薬剤で、髪のキューティクルはアルカリ性に反応して開きます。
そこに薬剤が浸透し脱色、染色していく訳です。
その際に、メラニン色素を壊し色を明るくしていく訳ですが、同時に髪内部のタンパク質も流出してしまいます。
ようはメラニン色素を壊す度合いに比例するということです。
つまり同じ10レベル(オレンジ黄色)の明るさにヘアカラーを使ってやるのとブリーチを使ってやるのでは髪に対するダメージは同じ
ということになります。
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保田 将徳 MASANORI YASUDA
岡山県出身 グラムール美容理容専門学校を卒業後、関西大手ヘアサロン1店舗で10年勤務。その後、2008年西梅田にnineをオープンしました。
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